さるオヤジの 何を今更

今更ながらいろいろと奮闘してます。その自己満足的な記録です。

ナットを削る、ひたすら削る、没頭出来る、指輪が出来る

f:id:fukubuggy:20170407092242j:plain
どうもさるオヤジです。

今回は、趣味のお話です。

これを始めたきっかけは、ズバリ「101回目のプロポーズ」って言う25年前に放送されていたドラマです。
101回目のプロポーズ - Wikipedia
このドラマの最終回、主人公の武田鉄矢がヒロインの浅野温子にあげた指輪。それが工事現場に落ちていたナットでした。

このシーンを見て〝だったら削って作ってみよう”と思ったのが最初のきっかけです。

仕事がら、ナットの余り物がゴロゴロ転がってるような職場だったんで、材料はたくさんありましたから(笑)。

いろんな素材のナットを削りましたが、一番出来ばえが良いのはステンレスナットです。素材自体は固いんですが、磨けば磨くほど艶が出るし、何よりサビませんから。金属アレルギーもほぼゼロらしいです。
スポンサーリンク


順を追って写真で紹介します。

始めに、バイスにナットを挟んで中の部分(ネジ部)を削ります。
(最初に周りを削ってしまったらバイスにはさみづらくなりますから、最初に中を削ってくださいね・・。って誰もやらないか~w)
f:id:fukubuggy:20170407092424j:plain
丸棒ヤスリでひたすら削ります。
すると、これが
f:id:fukubuggy:20170407092446j:plain
こうなります。
f:id:fukubuggy:20170407092456j:plain
指のサイズまで中を削ったら、次は外回りです。
f:id:fukubuggy:20170407092509j:plain
グラインダーで粗削りをして(怪我に注意ですよ~、ってやらないよねw)
f:id:fukubuggy:20170407092643j:plain
この位まで薄くなったら、いろんなヤスリを使い分けて仕上げます。
f:id:fukubuggy:20170407092652j:plain
またバイスに挟んで、
f:id:fukubuggy:20170407092705j:plain
少しずつ粒度を細かくして行って
f:id:fukubuggy:20170407092715j:plain
最後は、白棒、青棒でパフ仕上げをします。
f:id:fukubuggy:20170407092724j:plain
すると、こうなったり、
f:id:fukubuggy:20170407092735j:plain
こうなったりします。
f:id:fukubuggy:20170407092746j:plain
サイズや厚みや幅は削り加減で様々なリングを作れます。
f:id:fukubuggy:20170407092758j:plain
自分用に作ったり、嫁さんや娘に作ってあげたり。これやってると2~3時間アッという間です。没頭できますよ~、おすすめです。(だから誰もやらないって~w)
スポンサーリンク

誰もやらないと思いつつ、念のため主要な道具をご紹介します。

バイス しっかり固定できるものを使いましょう。

丸ヤスリ 最初の行程で中を削ります。

青棒 仕上げに使います。

興味がある方はチャレンジしても怪我はしないようにお気を付けください。
それでは、また。

にほんブログ村
スポンサーリンク